【勉強方法】ワークや教科書を使った歴史の勉強、例を挙げて1 社会 静岡市駿河区学習塾 

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社会の勉強で、ワークだけを解いているというような勉強をしている生徒さんたちがいます。さすがに、それでは限界があります。歴史を例にして、どんな勉強方法が得点でき、ためになる勉強になるのか、一例をご提案させていただきます。静岡学習塾

 

 

 

 

 

 

 

ワークや教科書を使った

歴史の勉強

 

例を挙げて

 

 

 

 

こんにちは、西ヶ谷です。

 

 

 

社会(歴史)のお話しのつづきです。

 

 

 

歴史を理解する切り口として

5W1Hを考える

ことをおススメしました。

 

 

 

ただの暗記では、

もちろんダメで、

 

 

 

その中身を考えることが

大事ですが、

 

 

 

では、それをどのように

深堀していったらいいのかを

ご提案をさせていただいた

つもりです。

 

 

 

では、実例を示したいと

思います。

 

 

 

 

いつ❓

 

 

 

 

中学の社会のワークには、

以下のような質問がありました。

 

 

 

1932年に陸軍の首相官邸を襲い犬養毅首相を殺害した事件。』

 

 

答えは5・15事件です。

 

 

 

ここで勉強しているときに

「5・15事件」という

言葉を覚えて終わり

 

では、もちろんいけません。

 

 

 

まず、5・15と言って

連想することは

これは日付のことだろうか

ということ。

 

 

 

1932年5月15日に起こった

ので、

日付のことなんだな、

とわかります😊

 

 

 

1932年がどんなころかと

いうと、

1年前に「満州事変」が

起こっており、

 

 

 

日中戦争が近づいている

時期です。

 

 

 

4年後の1936年2月26日には

2・26事件が起こっていて

ます。

 

 

 

そして、翌年、日中戦争に

入っていきます。

 

 

 

こうして考えれば、

満州事変→5・15事件→2・26事件→日中戦争

 

 

 

という順番がわかります。

 

 

 

年号は5・15事件が

せっかく数字になっていますので、

 

 

 

1932年という年号を

覚えるようにします。

 

 

 

5・15事件を基準にすれば

その前年が満州事件なので

1931年

 

 

 

2・26事件が4年後なので

1936年

 

 

 

日中戦争がその翌年なので

1937年

 

 

 

もちろん、それらは

太平洋戦争(1941年)に

つながることです。

 

 

 

どうやって太平洋戦争が

起こったのか、

 

その流れを知ることが

大切ですが、

 

 

 

5・15事件ひとつから

連想して、

 

その流れをつかむことが

可能になるのです。

 

 

 

これらの出来事は、

すべて教科書に

書かれていることです。

 

 

 

教科書を読みながら、

「いつ」を意識した読書を

して、

 

 

 

その周辺の出来事まで

つかんでみてほしいと思います

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

どこで❓

 

 

 

どこで起こったのか❓

 

 

 

教科書には

「・・・海軍の青年将校らが

首相官邸を襲い、犬養首相を

・・・」

 

 

と書いてあります。

 

 

 

首相官邸とありますので、

事件の起こった場所は

東京であることが

わかります。

 

 

 

どこで起こったのか、

というのは

おそらくテストでは出ないと

思われますが、

 

 

 

この事件を忘れないように

覚えるためには、

必要なことだと思います。

 

 

 

「首相官邸」というのも

知っておいて、

 

 

その事件の場面を頭の中で

想像しておくと

 

 

より記憶に残りやすいと

思います。

(😖ですが)

 

 

 

そして、教科書には

当時の新聞が掲載されています。

 

 

 

手りゅう弾とピストルで・・

 

正門・裏門より突入し「撃て」の号令

 

 

 

それらも、

頭の中で映像として残して

おけば、

 

 

その事件の様子が

自分の中で

記憶されるはずです。

 

 

 

 

だれが❓

 

 

 

さて、この事件、

だれが、だれを暗殺した

事件だったか❓

 

 

答えは

 

だれが=海軍の青年将校ら

 

 

だれを=犬養毅首相

 

 

ですね。

 

 

 

教科書掲載の新聞には

犬養首相の顔写真が

載っています。

 

 

 

いつ、どこで、だれが、・・

の「だれが」に該当しますが、

 

 

人物の顔写真をみておくと、

印象に残りやすいので、

忘れにくくなります。

 

 

 

顔写真は、軽く見て

流さずに、

 

 

よく見ておいて

印象に残すようにして

ほしいと思います。

 

 

 

ワークと教科書の

犬養毅首相を比較してみて

 

 

これは別人だと言っていた

生徒さんいました💧

 

 

 

私からみれば、

顔の角度がかわっただけに

見えるのですが💧

 

 

 

どうしても、

違って見えるとのこと

でした😰

 

 

 

う~ん

そんなことってあるのか・・❓

 

 

 

顔の特徴が

面長、

ひげ、

だと思いますので、

 

 

 

顔の特徴的なところを

意識しておくと

 

 

 

まちがえにくくなる

のかな❓

 

 

 

また、ここで

犬養首相がどんな考え方を

持った人物だったのかを

調べることも必要です。

 

 

 

教科書での調べ方ですが、

後ろの「索引」を使うと

便利です。

 

 

 

索引で5・15とは違う

ページを調べてみると

 

 

 

『・・・憲法の精神にもとづく政治を守り、民衆の考えを反映していこうという運動(護憲運動)・・。

 

 

その中心となったのが、立憲国民党の犬養毅と立憲政友会の尾崎行雄らでした。』

 

 

とあります。

 

 

 

ひとりの人物が、

教科書の一か所だけに

書かれているとは

限りません。

 

 

 

ここで「護憲運動」が

出てきました。

 

 

 

また、このあたりの周辺情報を

調べれば、

 

 

自分の中の知識は

どんどんふくらんでいく

はずです。

 

 

 

調べることによって

点と点は、どんどん線で

結ばれていきます。

 

 

 

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