
スライド1
今回のテーマは「勉強時間をいかにして確保するか」です。
勉強しなければいけないと思っていても、結局のところ勉強不足になっているのではないでしょうか?
きっと、多くの人たちがそうだと思います。
だからといって、手をこまねているわけにもいきません。
できる工夫があれば、対策をとるべきです。
そこで、ひとつのご提案をしたいと思います。
スライドに沿ってお話をしていきますので、よろしくお願いします。

スライド2
勉強時間を確保することは必要なことです。
たとえば、部活やクラブ活動のスポーツチームで練習時間が短かったら、そのチームは強くなれるでしょうか❓
吹奏楽のような文化部でも同じです。
練習量が少ないのでは、うまくなったり強くなったりすることはできません。
もちろん、中身(質)も重要ですが、時間をかけることも重要なことです。

スライド3
成績を上げるためには、量と質の両方が大事です。
ちなみに、量とは勉強時間のことで、質とは勉強方法、思考法、集中力、モチベーションなんかも含まれます。
だらだらと長い時間をかけても、勉強にならないことはいうまでもありません。

スライド4
ただ、だらだらと時間をかけても意味がないとお話しました。
ゴール=目標を決めて、それを達成させることがあなたの仕事です。
最終ゴールは、できることであり、頭から抜けないように覚えることです。
「理解した=わかった」ことがゴールではありません。
理解をしたことが、イコールできたことではないからです。
誤解しやすいポイントです。
「できること」のハードルは、「わかること」のハードルよりも高いもので大変なものです。
ですので、ただ問題があるからとか、言われたからやっているという人は、ゴールが明確でないので成績が上がりません。
ただやることではなく、やって自分の力でできることに意味があるのです。

スライド5
それでは本題の勉強時間の確保に関するお話です。
いかにして勉強時間を確保するのかは重要な問題です。簡単にうまくいっている人なんてあまりいないと思います。
部活などがあって毎日が忙しければ、なおさらです。
そこで、僕の考えた勉強時間の確保のしかたの一例をご紹介したいと思います。

スライド6
僕が考える勉強時間の確保のしかたですが、まずはやる時間帯を決めておきます。
とにかく、習慣をつけることが大事で、習慣をつけるためには毎日同じルーティンをくり返すことが必要です。
何度もくり返せば習慣になります。
同じルーティンといっても、日によってパターンがちがうので、曜日別のパターンをつくっておきます。
部活やクラブ活動をやっているのなら、平日は部活がある日とない日にわけてパターンをつくり、それとは別に土曜・日曜用のパターンをつくります。

スライド7
勉強時間のパターン化の一例を示します。
僕が中学生で部活をやっているのなら、部活のない日の時間割りをスライドのように作成します。
部活がないので、夕食までに時間があります。
この時間帯は、夕食までに決まったことをやり切ろうと考えることでモチベーションが上がります。
学校の宿題であれば、夕飯🍚前になんとしてでも宿題を終わらせようと心に決めて取りかかります。
これは、自分でも実際に経験がありますが、スピードが上がり夕飯の時間が近づくほど集中ができます。
ご飯を時間通りに早く食べたいから速くやるんだ、というモチベーションが生まれるんです。
それから、夕食をとってからしばし入浴♨や休けいタイムとします。
この時間帯は、食事後で気もゆるむので集中がしにくく眠くなりやすいです。
ですので、この間を余暇(よか)の時間とします。
そして20時から22時の間を勉強タイムとします。
ここでの注意ですが、人間はそんなに長い時間集中できないので、休けい時間を入れることを忘れてはいけません。
ポモドーロテクニックと言って25分やって5分休けいのくり返しという方法もあるので参考にしてみてはと思います。
25分⇒5分休⇒25分⇒5分休⇒・・・・・
ただし、ここも「臨機応変」が大事で、状況によって25分の間隔を調整します。
また、人には個人差があるので25分が合わないという人もいるでしょう。
その場合も25分じゃなければダメだということはもちろんないので、そこも臨機応変に対応してみてください。
このあたりの話は、まだまだ話すことがありますが、本題から逸(そ)れるので、またの機会にさせていただきますね🙇🏻♂️

スライド8
スケジュールを曜日別にパターン化するポイントについてお話します。
日々の予定は、いつもまったく一緒ということはないと思います。
なので、その日の状況に合わせてその日に合わせた時間割を作成します。
最初に作った曜日別・部活別のスケジュールは、毎日のスケジュール(時間割)を作るための雛形(ひながた=書類の書き方の見本)ということになります。
夕食前に勉強時間を入れると、ご飯前に終わらせようというモチベーション(動機付け)が生まれます。
時間割には適度な休けいを入れること。休けいをしないとオーバーヒート(過熱⇒過労)してリタイアしかねません。
集中しやすい時間帯に勉強時間を入れて、集中できにくい時間帯をさけるようにします。
そのような時間帯は日々の生活で経験的にわかると思います。
このように自分のモチベーションを自分で高める工夫も大事です。(モチベーションのセルフマネージメント(自己管理))

スライド9
習慣をつけることが大事だとお話しました。
いつ何をするのかをパターン化した計画を立てることによって、やるべきことが明確になって、
決まった時間に勉強するのが習慣になります。
また、やるべき時間が決まっていると、その時間にはやらなければいけないという意識が働きます。
ですので、モチベーションを上げることもできます。
そうして、結果的に必要な勉強時間の確保をすることができます。

スライド10
せっかく計画を立ててもやらなければ意味がありません。
「わかっていること」が大事なのではなくて、実際に「やること」が大事です。
何事もやらなければ知らないのと同じです。
習慣というのは、何度も同じことをくり返すことによってついてきます。
ですので、やめることなく、来る日も来る日も計画通りに実行することが何より大事です。
継続することが大事なんです。
習慣が身について来ると、自然と継続ができるようになります。
「継続は力なり」という言葉は本当です。
が、しかし、
これではインパクトに欠けるので、
「継続こそが最強」と言わせてもらいます。
それだけ、やめないで続けることは重要なんです。

スライド11
それでは、今回のお話のまとめです。
勉強は、勉強時間である量と勉強方法などの質の両方ともに重要です。
勉強の量である時間を確保するためには、いつ何をやるのかをパターン化しておくことが重要です。
立てた計画は必ずやることが大事です。
そして、それを継続していけば自然と習慣が身についていきます。
行き当たりばったりの学習計画にならないよう、まずは時間をとって計画を立てて、それを必ずやめずに実行するようにしてくださいね。
そうすれば、自ずと勉強量は増えてくるはずです。
-THE END-
ご清聴いただき、誠にありがとうございました。🙇🏻♂️
⇩今回使用しているスライドのまとめです。
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