

スライド17
次に休日の時間割りの例を示します。
午前中に数学と英語を集中的に入れています。
これで、数学と英語が1時間ずつ確保できます。
午前中に勉強時間を入れるというのがポイントです。
午前中の時間というのは「ゴールデンタイム」とも言われます。
午前中の時間は、睡眠をとって疲れがとれていて、朝食をとってエネルギーチャージしているので、1日の中で最もパフォーマンスが上がりやすい時間帯です。
学校の授業でも同じで、一番さえているのは午前中の授業で、給食後の授業は睡魔💤に襲われているのでは(あるいは爆睡(笑))ないでしょうか❓
例では夜に理科or社会を入れています。
理科か社会のみの予定なので、休憩はなしで50分としています。
予備というのは、やり残しがあったら、その時間に入れるようにします。

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それでは、休日=土曜・日曜の時間割(スケジュール)を作る上でのポイントについてお話をします。
先ほどもお話しましたが、午前中は、多くの人にとって、睡眠後+朝食後(疲れをとったあとでのエネルギーチャージ)なので、
1日のうちで最もパフォーマンスが高まりやすい時間帯で「ゴールデンタイム」です。
このゴールデンタイムを逃すのは、僕はもったいないかなと思います。
休みの日は、ゆっくり寝ていたい💤
という人もいることはわかっています。
なので、できればということで、午前中から起きて勉強ができる人は、やることを強くおすすめします。
※朝が強い人を「朝型人間」と言います。
朝型人間の人は、朝から起きて、ゴールデンタイムの有効活用ができます。
朝勉ができるのは強みです。
ご自分の強みはぜひ活かしてください。
僕は朝がめちゃ弱いので、朝型の人たちを、とてもうらやましく思います(>_<)
午前中に入れる教科は、なんでもかまいません。
相性もあると思うので、いろいろと試してみて決めてみてもいいのではないでしょうか。
集中力が高まりやすいので、単なる暗記ものではなく、特に頭を使うための時間に使えばいいと思います。
残念ながら、土日のどちらかの午前中が部活という人も多いと思います。
そんな方々は、部活が入っていれば、その午前中の時間は使えないので、あきらめてください(笑)
また、土日は、まとまった時間がとれるので、苦手教科の対策に使うという手があります。
苦手教科というのは、時間をかけてやる必要があります。
苦手を克服するのには、当たり前ですが、そのための努力が必要になります。
そうすると、自ずと時間が必要になります。
その苦手対策として、少なくとも、土日のうちのどこかに時間をとることをおすすめします。
「得意教科を伸ばすのが大事」と言われます。それはその通りだとも思います。😌
しかし、苦手教科というのは、そのままにしておくと最後まで自分の足を引っ張って、結果、とてもやっかいな目にあいます。
この休日の時間というは、そんな苦手教科の対策として打ってつけの時間帯なのです。
また、苦手教科に加えて、過去の学年の復習ための時間としても利用することもできます。
1年生の場合は該当しませんが、2年生は1年生の内容の、3年生は1・2年生の内容の復習の時間がとれます。
1年前に習ったことなど、忘れていることが多いものです。
ここで復習を入れておくのと、そうでないのとでは、後々かなりちがいます。
まめに復習を入れると、定期テストで点をとることとは別に、「実力」がついてきます。
また、3年生にとっては、中学最大の試練である「受験」が待っています。休日には、そのための準備の時間をとることができます。
当然ながら、3年生は今やっている学校の授業の内容を普段から勉強しなければいけませんが、
1・2年の内容も同時に進めなければいけない立場なのです。
平日に1.2年生の復習をスケジュールに組み込んでしっかりやることは、さすがにしんどいと思います。(部活が終われば別ですが)
ですから、ここで、休日の時間が活きてくるんですね。
また、加えて、1週間の中での遅れた部分の調整をするための「予備」の時間をつくることができます。
なんらかの事情で、スケジュール通りに勉強できず、やり残しの部分ができてしまうことがああると思います。
やり残しを放っておくべきではなく、この休日の「予備」の時間を使って、残してしまっている部分を終わらせてしまうのです。
休日というと、のんびりするのはもちろんOKですが、平日とはちがった内容の勉強時間を確保できる時間でもあるので、
メリハリ(やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ)をつけてやってみてもらいたいと思います。

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次に塾のある日の時間割のパターン化の例についてお話をします。
塾のある日が部活のある平日の場合と、休日の場合との2パターンを作ってみました。
まずは、平日のパターンからご紹介します。
平日のパターンでは、夕方に部活が入っているものと想定しています。
学校から帰ってきて、食事をとって、時間があれば入浴を済ませます
そこでですが、夕食前に時間が空く場合には、勉強時間を少しでも夕食前に入れてほしいと思います。
そして、19:20より塾の時間ですが、塾の小テストのために事前に10分程度の復習時間を入れています。
小テストのための対策は、もちろん、普段からやっていてほしいのですが、しっかりテストをクリアするためにもダメ押しの意味で直前に復習を入れてほしいんです。
これは、効率を上げるためというより「合格しなければ」という気持ち(メンタル)の問題です。
できる人は、小さなテストでも全力を尽くすものです。
塾が終わって🏠に帰ったら、塾の復習を入れます。
塾で学んだことを、しっかりと頭に定着させます。
誤解のないようにしてほしいのですが、塾の時間は定着をさせることが主な目的ではありません。
塾の時間で定着させようという意識は必要ですが、時間内で完全に定着させることは無理があると思ってください。
塾の時間は、どちらかというと「理解」の方が中心になります。
定着させるためには、「演習」が必要です。
特にこちらでは、演習の時間はあまりとっていません。(家でできることは家でやる。塾でしかできないことを塾でやる。)
ですので、塾の授業の直後でなくてもいいので、どこかに復習の時間を入れるようにしてください。
それから、部活があり、塾があることから、あとは宿題の時間でいっぱいいっぱいかもしれません。
このスケジュールでは、その他の学習は学校の宿題だけとしています。
先ほどもお話をしましたが、学校の宿題も「実力をつけるため」と思って、理にかなった考え方や方法で進めれば、本当に力がつくものです。
形だけやればいい、というのは時間の無駄でしかありません。(それを「やっつけ仕事」といいます。)
どうせやるならガチでやる、生きた宿題をやる、
学校の先生の期待以上のものをお返ししてやる、
ただ提出するだけの宿題ほどむなしいものはありません。
そんな意識で宿題に取り組んでほしいですね。

スライド20
続きまして、休日に塾のある日の場合のパターンについての例をお話します。
前にもお話していますが、午前中の時間は2つの意味で勉強を入れるようにしてほしいですね。
ひとつは、午前中の時間はパフォーマンスが上がりやすいこと、
もうひとつは、早めに勉強時間を消化しておけば、後でやる勉強時間が少なくて済む点です。
この例では、午前中に2つの教科を入れました。
休憩をはさんで1時間ずつ、数学と英語を入れています。
17時より塾の時間としています。
そのため、塾の準備として午前中にもう少しできると思い、30分入れました。
塾の準備の時間は、もっと直前に入れても問題はありません。
準備の時間なので、塾が始まる前にある程度の時間がとれればいいと思います。
(17:00~18:20 塾)
塾の授業が終わってから、授業の内容を定着させるために復習の時間をとります。
塾の授業が終わったら、「はい終了✋」ではありません。
塾の授業の時間内では、とてもではありませんが、定着させるための時間はとれません。
そのために、30分というのも少なく感じますが、やらないよりはいいかな、という意味で30分とりました。
それから、最後に30分間、理科の時間を入れています。

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塾のある日といっても、週の回数や時間も人それぞれで、ご自分の状況にあったプランを考える必要があります。
もしも、夕食前に時間がとれるようであれば、勉強時間にすることをおすすめします。
夕食前の時間というは、僕の経験から言わせてもらえば、集中ができて、1日の疲れが出てくる夕方~夜の時間の中では、とくにいい時間帯でした。
何かとやるべきことを後回しにする傾向の人は多いと思います。
そのための対策として、夕食前にやっておけば、たとえ後回しにしても、後に回される量がその分少なくなります。
これは、よくある誤解ですが、塾に行って勉強してきたからと言って、
その分を通常の勉強時間にカウントして、本来すべき勉強時間を削(けず)ってしまっている人がいます。
塾で数学をやっているから、家ではやらなくても大丈夫、などと、とんでもない誤解です。
こちらでは、わからないことをわかるようにしたり、どんな考え方、どんな方法でやったらいいのかを教えたり、
他、いろいろとやることがあります。
自分自身で定着(定着とはわかることではなく、できるようになること)のための時間をとる必要があります。
塾でやってきたからと、そんなに甘いものではないことを意識しておいてほしいですね。
また、塾のための準備の時間、復習の時間を入れるようにしてほしいと思います。
せっかく大切なお金を払って行っている塾です。
ならば、そのメリットを最大限生かすためにはどうしたらいいのかを考えなければいけませんね。
塾の授業が終わったあとで、そのまま塾の自習コーナーで時間をとって復習をすれば、そこで確実に勉強時間を確保することができます。
いつも同じところで勉強するよりも、時々違った場所の方が気分転換になるかもしれません。
僕の場合は、ずっと同じ場所で勉強することが苦手だったので、場所を変えることで対応していたことがあります。
以上が、各曜日別の時間割の基本パターンについての例とポイントについてのお話でした。
つづき
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