

スライド22
それでは、時間割(スケジュール)を作成する上でのアドバイスをさせていただきます。
以下のことを頭に入れて、時間割を作成することをおすすめします。
曜日別に時間割のパターンをつくるというお話しでした。
部活(クラブ活動)のあるなし、平日と休日、習い事のあるなし、塾のあるなし、など、曜日によって状況がちがっているためにそれに合わせた予定を立てることが必要があります。
状況に応じた対応をすることが必要です(臨機応変)。
各曜日別に時間割をつくることは、面倒な作業と感じられるかもしれませんが、面倒なのは最初のうちだけです。
曜日別のパターンをつくっておくことで、毎日の学習のルーティンができあがります。
ですので、最初にパターンを作っておくのは、後から楽をするためだと思ってください。
計画・目標を立てると言うと、本当にできるのか❓というほど、豪勢(ごうせい)に盛る🍚人がいます。
やらなければいけないという想いが強いのだと思いますが、それはそれで結構なことですが、立てた計画をやらなかったらなんにもなりません。
立てた計画(時間割)は必ず実行する、と考えることが大事です。
そのためには、できる計画、実行可能な計画にすることが大事です。
とにかく、計画を立てても3日坊主が多いものです。
「初日坊主」ですら、結構いるというくらいです。
それでは、計画を立てた苦労と時間はむだになります。
できる計画を立てたら、それを確実にこなすことを意識してほしいと思います。
そして、計画したことが物足りなくて、もっといけるというのであれば、後から勉強時間を追加していったらいいんです。
やらなくなるのが、一番ダメです。
また、いつもお話していることですが、継続してやっていくことが大事です。
毎日、習慣をつけることを意識して、継続していくんです。
習慣をつけることがとにかく大事で、習慣をつけるための方法は、毎日、同じことを継続することなのです。
習慣とはそうやって獲得できるものです。
たとえば、歯磨きを例にしてみます。
歯磨きすることは面倒なことですが、それを面倒だと思ってやっている人はあまりいないと思います。
歯を磨くことは毎日継続していることですでに習慣になっているからです。
「今日は、歯磨きは面倒くさいからちょっと休んでおこう」という人は少ないですよね。
継続していれば、それが「当たり前」の状態になるものなんです。
その当たり前のことが「習慣」なんです。
ですので、立てた計画を当たり前のように実行するには、「習慣」をつけることを意識しながら継続することが、超大事です。

スライド23
時間割を作成するときに、意外な盲点なのです適切な「休憩(きゅうけい)時間」を入れることはとても大事です。
時間割を作ると、休憩をあまり入れない人、休憩が長すぎる人がいます。
休憩を入れなかったら頭が疲れて限界が来て、動きが鈍くなります。
休憩を入れ過ぎたら、「さあ、やろう」というモチベーションが下がってしまいます。
程よい休憩時間が必要だということです。
休憩をうまいタイミングで適切な時間入れることによって、その日の勉強が長続きします。
それでは、どの程度の時間がちょうどいい休憩時間なのか❓
それが問題です。
人間の集中できる時間は、意外と短いという話は有名です。
(もちろん、個人差はあると思います。)
人間の集中できる時間は30分程度だという話があります。
僕もその意見には賛成です。
ポモドーロテクニックでは、25分やって5分休憩をくり返します。
ポモドーロテクニックを参考に考えれば、およそ30分勉強したら、5分休憩というリズムが理にかなっているということになります。
ですので、休憩を入れることも「戦術」のひとつと考えて、時間割を作ってほしいと思います。
僕も昔、休憩の取り方では痛い(>_<)失敗をしているので、「休憩」の時間とタイミングについては、軽く見ないほうがいいと思います。
勉強時間は、1日30分から1時間程度という人は別ですが、そうでなければ、ある程度の長丁場(ながちょうば)になるので、一種のマラソンだと思って計画を立ててみることをおすすめします。
よく立てた時間通りにいかない、時間をオーバーしてしまう(けど、どうしたらいいのか❓)という質問を受けます。
まず、立てた計画の時間内で予定している内容を終わらせようと努力することは大切です。
そうすることによって、集中力とスピードが生まれるからです。
それでも、時間をオーバーすることはあると思います。
その場合、やっていて、時間が短すぎる、長すぎるなど、時間が合ってない、というのであれば、後から修正を加えていきます。
立てた時間割が、一発でフィットすることはないと思います。
経験を積んで試行錯誤をしながら、自分に合った時間割のパターンを作成するようにしてください。

スライド24
次に、1時限あたりの時間が長すぎると、バテてしまいます。
疲れた状態で、そのまま勉強が終わるのならいいのですが、まだ、続けるのであれば、疲労は継続の障害になります。
疲れた状態では、パフォーマンスが落ちるし、モチベーションも下がります。
「元気」があるというのは、思ってる以上に大事です。
ポモドーロテクニックでは、疲れる前に休憩(きゅうけい)を入れるようにしています。
継続させることを重視しているんですね。
ポモドーロテクニックでは、25分やって5分休憩としていますが、自分の計画では必ず25分にしなければいけないということはありません。
人には個人差もあります。
1時限あたりの時間はいろいろと試してみて、自分にあった時間を決めてみてはどうかと思います。
また、1日に5教科勉強しなければいけないと考えている生徒さんが意外に多いです。
普段は5教科もやっていないのに(笑)、計画を立てるとなると、5教科を入れようとするのです。
時間的に余裕があって、バリバリ勉強するんだというのなら構いませんが、限られた時間をやりくりするのであれば、1日に5教科もやる必要はありません。
小刻み(こきざみ)に時間を分けて、むりやり5教科入れても、それではいい勉強ができません。
勉強するときは、ある程度のまとまった時間が必要です。
僕個人の経験から、平日であれば1日にだいたい3教科くらいでいいのではと思います。
(時間がないときは2教科、余裕があるときは4教科など)
勉強するときは、ある程度のまとまった時間が必要だとお話をしました。
ところが、休憩を入れずに1時間も勉強すると頭がバテてきます。
もしも、1つの教科を1時間勉強するのであれば、30分×2回にして、その間に5分の休憩を入れることをおすすめします。
本当に集中してやれば、普通の人は1時間も集中を保つのは大変だし、たとえ集中してやれても、休憩してからの疲労の回復に時間がかかることになります。
僕は、過去に、1時限あたりの時間を長くとりすぎて、バテバテになってしまって、休憩してもモチベーションが続かなくなったという失敗をよく経験しています。
当時に科学的な裏付けのある情報が得られていれば、状況をかなり改善できたと思っています。
「知らない」ということは損なことです。
かっこ涙です(T_T)
以上が、時間割のパターンをつくるときのアドバイスでした。
「コツ」をつかむことが大事です。
それをいつも頭に入れて時間割を作成するようにしてくださいね。
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