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『自己流は事故る』
自己流とか我流というものは、基本の型を無視して、自分の思うようにやることです。
自己流では失敗しますよ、ということ「自己流は事故る」と世間では言います。
自己流、我流では事故るのです。
独創的な自己流のアイデアを出して、それを試してみることは大事なことです。
が、ここでの話は、そのこととはちょっと違います。
ここで話す自己流とは、これまでの習慣をなんの疑問も持たないで考えないでつづけている、
または、みんながやっているから正しいことなんだと勝手に決めつけ、根拠のない勉強している「流儀」のことを指すことにします。
そんな自己流がいきなりうまくいくことは、めったにありません。
よく考えて、自分独自の考えで進めたとして、そうそういきなりうまくいくものではありません。
それどころか、効果的な勉強法を考えずにやっているなんて話にもなりません。
ものには、理にかなった方法というものがあります。理にかなった考え方というものがあります。
理にかなったうまく方法・思考が「基本の型」です。
これまでの数々の経験から積み上げられてきた基本の型は、どうやればうまくいくのかの手本であり基本です。
それなのに、多くの人がやっている勉強方法は、それとはちがう理にかなっていないことが多いのです。
今、みんながやっている勉強方法は、基本の型ではないのです。
自己流なのです。
ここで「基本の型」ではない勉強法についてお話をします。
たとえば、数学の問題を解いて、答えを合わせて、間違えているのにも関わらず、そのまま「理解」だけをして終わる。🙅
「わかった」だけでは、問題は簡単には解けないのです。
実際に、「自分の力だけで」やってみて、できることを自分に対して証明する必要があります。
問題を解く目的は、問題が解けるようになることで、問題の答えを理解することではありません。
あたりまえのことですが、意外とそれがちゃんと実行できている人が少ないようです。
この塾に来られる生徒さんも、最初は、間違っている人が多いです。
また、社会の話をしますと、社会の学校のワークが宿題だからと、1問1答形式の問題を解いて、答え合わせをして終わり。
それは、それでまだいいのですが、問題は、それが社会の勉強の中心になっていることです。
重要用語の暗記。
僕から言わせてもらったら、そんなものは社会の勉強ではありません。
「なかなか、覚えられない」と言いますが、前後左右の因果関係を何も学ばなければ、
それはただの文字の羅列(られつ)でしかないので、覚えにくくて当然です。
そして、そんな勉強というのは、ただの暗記でしかないので、実につまらないものです。
効果のない、つまらない勉強では「やらされている」という意識になりがちです。
やらされているという意識でやってる勉強なんかで成績が伸びるはずがありません。
では、なぜ、理にかなった勉強方法を知らない人が多いのかと言えば、
どのような勉強のしかたが理にかなって効果があるのかを、しっかりと教えてくれる人がいなかったからです。
いろんな生徒さんに聞いています、
「数学ができるような勉強のしかたを誰かに教えてもらったことある❓」と。
みんな口を揃えて(そろえて)いいます。「(だれにも教わったこと)ありません。」と。
英語、理科、社会、国語、みんなそう。
どうやったら成功できるのか、その方法を知らずに、だただたやらなければいけないからと言って、今までの習慣、今までの方法、思考法で勉強している。
そして、結果が出なくて最後にはいやになる。
そうではなく、まずは基本の型を習い、それを実際に続けてみることが重要だとは思いませんか?
それが早く勉強をマスターできるようになるコツです。
「守破離」を僕なりに勉強にあてはめてみると、こんな感じです。
「守」とは、理にかなった勉強で、それをしっかりとわかっている人から学んで、その学んだことを素直に実行すること。
「破」とは、その学んだことができてきたら、自分なりに理にかなった方法で応用を加えること。
やっているうちに、もっと点を取りたいと思えば、いろいろと勉強方法のアイデアが浮かんでくるものです。
そして、それらを実際にやってみる試してみる。
そして、大事なことは、その加えた応用が実際に結果につながっているのかを確認することです。
実際に、いいと思ったことが、結果としてうまくいってなかったなんてことはよくあることです。
なので、テストを受けたときの結果でその自分のやってきたことが正しかったかどうかを判定します。
「離」とは、これまで試行錯誤してやってきたことを参考に、自分に合った勉強法として確立させることです。
僕の経験から言わせてもらえば、理にかなった方法、効率のいい方法を突き詰めて考えたとき、
行きつくところはだいたい似(に)たようなところかなと思います。
自分で考えた方法(オリジナル)も、実際には市販の勉強法の本に同じことが書かれていたり、
身近な人が、自分と同じ工夫のしかたで勉強をしていたことを見たこともあるからです。
優秀な生徒さんの勉強をみていてもそうです。よく考えている人は、効率のいいことをやっています。
「守破離」については、千利休が最初に言ったとか言わなかったとか言う話があるようですが、この話をすると生徒さんも関心を示しています。
試行錯誤をくり返せば、結局は同じところに行きつくのでしょうが、それには時間がかかります。
僕はまさにその経験者です。
最初から「基本の型」を学んで、そこからスタートした方が結果を早く出すことができるので、その方がいいとは思いませんか❓

数学と英語の攻略法のまとめ
これまで、数学と英語の攻略法についてまとめました。
数学も英語も、どんな教科も勉強法の方法(しかた)、思考法はとても大事です。
どんなことでも上達しようと思ったら、上達したいと思ったら、その上達するための方法を考えるものではないんでしょうか❓
たとえば、
どんなことでも方法があり、やり方がある。
バレー🏐だったら、サーブのコツ、レシーブのコツがあるのではないでしょうか❓
バスケ🏀でもサッカー⚽でも、ドリブルのコツ、シュートのコツがあるのではないでしょうか❓
テニス🎾でもバドミントン🏸でも、サーブのコツ、スマッシュのコツ、ボレーのコツがあるのではないでしょうか❓
僕は高校の時にテニスの経験がありましたが、残念ながらしっかりと教えてもらう機会がなくて、
コツがわからずじまいで、大人になってから世界ランキング1位の選手の動画をスロー再生で観てようやくコツを知りました。
格闘技🥋でも、力まかせでなく、投げるコツ、技を仕掛けるコツがありますよね。
僕は苦手ですが、吹奏楽📯でも楽器を弾くコツがあるはずです。
絵🖼を描くにも描写するコツがあるものです。
また、料理🍳にしても、「料理の作り方」があるもので、思いつきで勝手に作ってもうまく作れるものではありません。
なんでも、どんなことでも、うまくいく方法=コツがあるものです。
それなのに、勉強のこととなると、なぜかそのコツについては考えてない生徒さんが多いのです。
勉強にもできるようになるコツが存在します。
知識を頭に中に入れる、頭の中に入れた知識を使う、それにコツがないなんてことが考えられますか❓
僕が今お教えしている勉強のためのコツや必殺技は、僕自身が中学、高校のときに知りたかった情報です。
今、あなたにお教えしている勉強の方法、思考法は、僕自身がタイムマシンに乗って過去に戻れるのなら、中学のときの自分に教えてあげたい内容なのです。
当時の自分が、のどから手が出るほど欲しかった情報です。
しかし、勉強のコツを知ったのは、だいぶ後になってからです。後になってからわかるのでは遅いんですよね。
守破離の「離」から入っても、なかなかうまく行きません。
離から入れば、試行錯誤の連続、失敗を山ほど積んで、そして、ようやくコツを得ることになります。
そうやってコツがわかるのには時間がかかります。中学はたったの3年間しかありません。3年はかなり短いです。
ならば、守破離の「守」から入って、基本の型を身に着け、そして段階的にコツをつかんでいく方がはるかに手っ取り早く効率的だとは思いませんか❓
勉強方法・思考法(考え方)を知り、戦略的に物事を進めてみようとは思いませんか❓
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