こんにちは(-ω-)/
中学の教科書ガイドの使い方について、
「僕が中学生ならこうする」という観点で
スライドを使ってご説明をします。
教科書ガイドを使って
「自分ならこうやって利用する」
という考えをもって活用して
ほしいと思います。
いきあたりばったりではダメです。
まずは作戦(計画)を決めて、
そして実行して、
改善点をみつけて修正して
いくことが大事です。
それでは、以下、解説をplease💁♂️

スライド1
英語の教科書ガイドは、教科書の本文の日本語訳が載っているだけではなく、単語、熟語、文法、構文、慣用表現などについても解説がされています。
大変、くわしく解説がされています。
ですので、これを使わない手はありません。
このような「おいしい」ツール(道具)をどう使っていくかで、結果は変わってきます。
創意工夫。使いようによっては、ただワークの問題を解けばいいと言っている考えていない生徒と比べて大差がつきます。
それでは、英語の教科書ガイドの使用法について解説させていただきます。
以下の解説が、あなたの英語の成績UPに大いに役立つことを期待します。
それでは、解説をしていきます。

スライド2
まずは、英語の勉強で意識しておかなければいけない4つの要素について確認をします。
それは何かというと、「読むこと」「書くこと」「聴くこと」「話すこと」です。
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング。
英語の勉強をしているときには、いつもこの4つができているかを気にかけながら勉強する必要があります。
たとえば、単語を覚えようとしているときにでも、同時にできるだけ音声を聴いて、発声(話すこと)もしなければいけません。

スライド3
4要素を一つの学習で同時に達成することは可能です。
たとえば、英語の日本語訳をするとき、
教科書の本文の音声を「聴いて」同時に「読んで」「話して」、
それから、今度はその逆に日本語訳したものの英訳を「書く」。
英語⇒日本語⇒英語
これをすることで、4つすべてを同時に達成することができます。
このように自分自身でできるアイデアを考えて、実際に試してみることが大切です。
状況によっては、4つの要素を達成できる状況でないことがあります。
そのときは、できる限り多くの要素を達成できるよう考えて進めてください。

スライド4
教材を使うときには、その目的を明確にしておくべきです。
「ただ、問題があるからやる」なんていうのはダメです。
ガイドの場合でも、その目的を考えておく必要があります。
おそらく、ほとんどの人がその目的は学校の授業の理解と定着になるでしょう。
理解=わかる、定着=できる、
理解と定着は別物、分けて考える必要があります。
学校の授業の内容を理解できるようにするための学習が予習です。
そして、その授業の内容を定着させる(マスターする)のが、復習です。
そこのところを考えて、予習ではなんの勉強をするのか、復習ではなんの勉強をするのかを、あらかじめ考えておいてほしいと思います。
また、予習ですること、復習ですることを書きだしておくことが大切です。

スライド5
予習と復習で、具体的に何をしたらいいのかについて、決めておく必要があるとお話しました。
あらかじめ決めておくことによって、自分のやることが明確になります。
また、ゴールが見えることでモチベーションにもなります。
単語を覚えることなら予習でできるはずです。
単語を覚えていると授業もわかりやすくなります。
基本文についても、教科書だけをみていては理解できないと思いますが、ガイドにはしっかりと解説がされていますので、予習できるはずです。
余力があれば、予習の段階で本文の内容に進めることもできます。
予習をして、わからなかったところには、必ず「?」をつけておくように。それは授業で解決させます。
自分がどこまでできるのかを考え、途中で投げ出さない程度の目標を立てて、それを確実に実行に移してください。

スライド6
ここで、予習と復習の比率についてお話をします。
一般に予習と復習の比率ですが、1:4がよいという「説」があります。
この比率は確かにそんなところかなと思います。
これはあくまで目安で、教科によって、また個人によって、その配分は変わってくるはずです。
予習も復習も大事ですが、この比率をみてもお分かりのように、復習はより大事です。
授業でやった内容を完全に頭に入れて、それを忘れさせないようにするのが復習の役目です。
復習の段階では、わからないところをなくし、完全な定着を目指します。

スライド7
それでは、僕が考える英語の教科書ガイドの使用法の一例を紹介します。

スライド8
まず、教科書の本文のページです。
英文を日本語に訳します。
日本語訳が書かれていますが、その部分は最初から見ないように。
英文を読んで訳して、その英文をまた声に出して読みます。
さらに、これはとっておきですが、日本語訳の部分をみてそれを英語に訳します。
英訳をしたら、それをノートに書きます。
そして、答を確認します。
さらに、リスニング(聴くこと)もしなければいけません。
リスニングは、QRコードなどを使って音声を聴きます。
リスニングをするときには、できることならシャドーイングができるといいです。
シャドーイングとは、音声に併せて一緒に英文を読むことです。
一回一回止めるより、時短になります。
また、ディクテーションというテクニックもあります。
ディクテーションは聴いた内容を書きとることです。
ディクテーションでは、正確な聴き取りができていたのかの確認と、単語のスペルチェックができます。

スライド9
次いで、新出単語、熟語についてです。
こちらには、教科書とちがって単熟語の横に日本語訳が書かれています。
これらを覚えるときには、やはり、最初から日本語訳を見てしまってはいけません。
チェックペンを使って隠すようにして覚えることをお勧めします。
リトリーバルをして速く覚えることをこころがけてください。
ここでも、音声を聴きながら発声をすることを忘れてはいけません。
単語については、学校でやっているいないに関わらず、自分で独自に単語テストをするように。
ミスした単語は集中的に覚えこんでください。
あと、単語の横に「発音記号」が載っています。
発音記号は、知っていた方がいいので、いつも単語の発声のときには、発音記号は確認するようにしておいてください。

スライド10
教科書の本文の横のページに絵がついていたりしている問題のようなものがあります。
これについても、予習の段階で赤シートを使って、隠れた部分を回答してみると、授業が理解しやすくなると思います。
簡単で取り組みやすいと思います。

スライド11
「基本文」について
基本文は各partのテーマとされている文法について、例文をあげて載せています。
この基本文は、最重要ともいえるもので、定期テストには最も出されやすいと考えていいと思います。(学校の先生にもよりますが・・)
解説のページがあるので、こちらをよく学習してください。
例文については、日本語訳はもちろん、英訳もできるようにしておいてください。

スライド12
それでは、基本文の解説のページです。
よく解説がされていますので、よく読んで理解をして、さらに文法書でも確認しておくといいでしょう。
解説の部分については、何も見ない状態で(解説部分を隠して)自分で解説ができるようにしてください。
それができればOK👌です。
英文の日本語訳、日本語の英訳の双方向での翻訳(日⇔英)は、基本文については必ずやっておくようにお願いします。

スライド13
基本文の解説の後は、本文の解説です。
本文中の文も、すべてが解説されているわけではありません。
ただし、できるだけ多くの文を取り上げて解説をしてくれています。
本当に解説がくわしくて、これは使えます👍
どんな解説がされているのかというと、文法、単語・熟語、慣用表現などです。
それぞれについて丁寧(ていねい)に解説されています。
文法であれば、新しい文法だけでなく、これまで習った文法についても解説がされています。
過去に習った内容のよい復習になります。
そして、忘れていたら独自に調べて覚え直す必要があります。
慣用表現とは、一般的に普段よく使われる言葉のことです。
効率を上げる必殺技をひとつ教えます☝
勉強を始めるときに、最初から解説部分を隠しておいて、どんな解説がされているのかを当てるのです。
それで、一発でその部分が当たれば🎯、その部分は確実に定着ができているとみなせるので復習の必要がなくなります。
もうやらなくていいことが決められるわけです。
反面、それが当てられない部分については要注意です。
当てることができなかった部分については、自分の理解度がどの程度かを慎重に精査(くわしく調べること)して、
今後、復習すべきところを明らかにしておきます。
お勧めの秘策です。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

スライド14
以上が、「僕が中学生だったらこうする」という観点から考えた教科書ガイドの使い方です。

スライド15
いつもお話している通り、やることをまず最初に決めて、そして実行することです。
作戦&計画⇒実行
いきあたりばったりはダメです。
気分でやっていては、そこには「抜けもれ(穴)」が生じます。
自分の能力も考えて、何をどこまでどのレベルまでやるのかを考えてほしいと思います。
ここで挙げたことをすべてやることは無理な人もいると思います。
大事なところは漏(も)らさないようにしながら、「あたしゃこうする」という計画を立ててください。

スライド16
最後にまとめです。
1.英語の教科書ガイドは、予習でも復習でも使えます。
使ってみて、予習でやることと復習でやることを考えてください。
2.どんな時でも、「読むこと」「書くこと」「聴くこと」「話すこと」を可能なかぎり実践するよう心掛けてください。
しかしながら、それのどれかが不可能な時もあります。その時には「臨機応変」な対応をお願いします。
やっているうちに、いろいろと工夫のしかたがわかるようになります。
今後の自分の計画の参考にしてください。
3. 自分の目標や能力を考え、何をどこまでやるのか、どのレベルまでやるのかを考え、計画してください。
ただし、できもしない計画を作ってはいけません。そうやって自滅している人は多いものです。
やることを決めて、それをコツコツと継続してやることが大事です。
継続は最強なり。
それでは、以上で終わります。
ありがとうございました。🙇🏻♂️
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