
こんにちは(-ω-)/
今回のテーマは、
「勉強していてわからないことがあったときにどうしたらいいのか❓」
です。
自分で調べることと、他の人に聞くことのメリットとデメリットについて考えて、
その結果、何が正しいのかについて考えていきます。
以下の内容は僕の考えです。
以下の意見について、自分ならどう考えるかを教えてほしいと思います。
※このスライドは、当塾の授業で使用しているものです。

スライド1
ある学校のアンケート調査で、
「勉強をしていてわからないことがあった時にどうしていますか❓」
という質問があったそうです。
答えの選択肢は
1.人に聞く
2.自分で調べる
でした。
さて、あなただったら実際にどちらを優先的にしていますか❓
そして、また、どちらが正しい選択だと思いますか❓
あなたの答えとなぜそう思うのかについて、考えを教えてください✋
thinking time・・・🤔💭

スライド2
集計されたアンケート結果では、こんな傾向が得られました。
比較的学力の高い生徒は「自分で調べる」を選択して、それ以外の生徒は「他の人に聞く」を選択しました。
なぜ、このような結果が出てきたのか❓
分析してみます。

スライド3
自分で調べる習慣があれば、以下のようなメリットがあるように思います。
※メリットとは利点のことです。
また、デメリットとは欠点のことです。
まず、自分で調べる人は、調べることに慣れていて、参考書のどこに該当するものが書かれているのかとか、
ネットでどのように検索したら出てくるのかを知っています。
そして、自分で調べることを何度もくり返していると、より速く調べることができるようになります。
調べていると時間がかかる、と思われるかもしれませんが、調べるのが速い人は、それが問題になりません。
むしろ、他人に聞いているよりも、調べた方が早い場合も多いのです
見たことがありますが、本当に調べるのが早い人は、またたく間に答えを調べて出してしまいます。
次に、自分で調べるのでより頭を使います。
調べたいことがどこに書いてあるのかを自分で読んで探すことになります。
文章を読んで考えながら理解しようとする必要があります。
そうすると、思考力=考える力や読解力がつくようになります。
そうやって、自分で調べて考えたものというのは、記憶としても残りやすいものです。
わからないことが解決しても、それを忘れてしまってはなにもなりません。
インプットしたものを定着させるという意味でも、自分で調べるということはいいことです。
さらに、わからない該当箇所を読んで探すので、周辺の知識も同時につくことがあります。
例えば、社会(歴史)の参考書で「応仁の乱」について調べようとしたら、「索引(さくいん)」を使って該当ページを調べて読むことになりますが、
ワークの一問一答みたいなものと違って、原因や、それまでの流れが詳しく書いてあるので、その関連事項までもが理解(記憶)できるようになります。
📖🤔💭
(ふむふむ、なるほどなるほど、そういうことだったのか❓ この後、どうなったのかも、ちょっと読んで調べてみよう・・・)
そうやって、調べることをくり返していくうちに、そこで出会った知識が頭の中に積りに積もって大量の知識を獲得できるようになります。
わからないことだけでなく、その関連知識を吸収できることも、自分で調べることのメリットとなります。

スライド4
それでは、逆に自分で調べることについてのデメリットについて考えてみたいと思います。
調べることに慣れていないと、調べるのに時間がかかります。
調べるコツを知らないのです。
教科書や参考書のどこに書いてあるのか❓❓❓
目次(もくじ)を使う場合、索引(さくいん)を使う場合(そもそも索引のことを知らない人たちもいます)、
状況によって、それらは使い分けるものです。
ネットで検索する場合でも、どんなキーワードを使えばいいのかがわからないとか。
(AIも使える時代ではございますが)
確かに、そんな場合は人に聞いたら手っ取り早いですね。
どこをどう探せば答えが見つけられるのかがわからないので、自分で調べると時間がかかってしまいます。
そして、調べるというのは手間がかかりますので、面倒だと言えば面倒です。

スライド5
それでは、「他の人に聞く」メリットについて考えてみたいと思います。
「他の人に聞く」ことのメリットは、「自分で調べる」ことのデメリットにもなります。
まず、調べる手間がかからないので、すぐにわからないことが解決できます。
また、自分の力ではとても解決できないことが他の力を借りて解決できます。
どうしても、自分では解説を読んで考えてもわからないことはあるものです。
その時には、人に聞くのがいいでしょう。
そして、自分で調べないので楽です。
これらが、他の人に聞くことのメリットと考えられます。

スライド6
一方、他の人に聞くことのデメリットですが、
まず、いつもわからないことを人に聞いていると、自分で調べる習慣が少ないので、調べ方がわかりません。
教科書や参考書でも、わからないところの答えが書いてあるところが、なかなか見つけられない人たちがいます。
もくじや索引(さくいん)を使って調べるものですが、それらの使い方にも慣れていません。
もくじは本の最初に出ているものですが、索引は最後の方に出ています。
これらは状況で使い分けるものです。
辞書が引けない人たちもいます。
これは、普段から辞書を引くという行為をしていないから引き方がわからないのです。
また、そもそも教えてくれる人がいないと人に聞くことはできません。
すぐに問題が解決できないことは痛い(>_<)ことです。
問題が解決されないまま、放っておかれているなんてことがありませんか❓
あと、せっかく教えてもらったものの、その内容がまちがっていることがあります。
よくあるのが、友だちに教えてもらった場合です。
ここでも、学校で友だちに教えてもらった内容がまちがっていたということがあります。
これがよくあるのです。
友だちに同士で教えあうのは、いい勉強法だとは思うのですが、そんなリスクがあることも頭に入れておく必要はあります。

スライド7
以上により、ここでわかったことは、自分で調べることができるのに、それをしないというのは、よくないということです。
人に教えてもらうというのは、必要なことです。
どうしてもわからないことは、他の助けを借りればいいのです。
しかし、自分で調べもせず、よく考えもせずに他の人に質問をしてしまってはいけません。
自分で解決する能力が高ければ自習ははかどります。
そして自習ができる人が、勉強ができるのです。
楽をした分、自分のためにはなっていないのです。
とはいえ、状況によっては臨機応変な対応が必要です。
塾に来ていて、調べるのに時間をかけているより、どんどん質問はしてもらった方が効率よく
授業を進めることができます。
自分で調べる、他の人に聞くことも、その時と状況によって臨機応変な対応をしてほしいと思います。

スライド8
最後にまとめです。
わからないことがあったときには、まずは、自分で調べることが基本です。
いつも人に聞いてばかりでは、自習が上手にはなれません。
そして、自分で調べてみてもわからない、考えてみても理解できない、という場合には他の人に聞いてください。
わからないことは、放っておかずに、すぐに解決をするように。
調べることも、他に聞くことも、その時、その場の状況を考えて臨機応変な対応をするようにしてほしいと思います。
END
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