残念な勉強法 数学編
できなかった問題の解きなおしをしていない
こんにちは(-ω-)/
学校の数学のワークをみせてもらう
ことがあるとお話をしましたが、
そのワークで、
赤ペンで答えを書かれていて、
やりなおしがされてない
ことがあります😞
理由を聞いてみると👂
「わからなかったから」
と答えられることがよくあります。
なるほど、わからなかったから
赤ペンで書いた、
学校に提出するときに、
何か書いてないと手を抜いている
と思われるからなのかな🤔
しかし、それでは本末転倒、
本と末が逆になってる、
ワークをやってる目的は
宿題を出すためではないはず。
どこに問題があるのか、
考えてみたいと思います。
考察
問題を解きなおしをしていない
ことがなぜいけないのか❓❓❓
ワークをやる目的は、
本来、ワークという宿題をやって
学校の授業の内容を定着させること、
ではなかったでしょうか❓
ワークの問題を解いて
確かな実力をつけるためでは
なかったでしょうか❓
決して、宿題を出すために
やっているわけではありませんね。
それなのに、
実際には、宿題を出さなければと
思ってやっていませんか❓
気持ちはわかるが、
そんなことをくり返していては
とても実力なんてつきません。
では、なぜ、赤ペンで書くだけで
終わってしまっては
いけないのでしょうか❓
意外とココが完全に盲点(もうてん)に
なっているように思います。
問題を解く目的を考えると
よくわかると思います。
問題を解く目的は、
自分の理解できていないところを
みつけて、
そのわかってない問題、
できていない問題を
できるようにすること、
のはずですよね!
わかっていなかった問題に
ほとんど頭を使わずに
赤ペンで書くだけでできるように
なるの❓❓❓
赤ペンでただ書いただけで、
問題ができるほど、
甘いもんじゃないことは
よくわかっているはずですよね。
結局、赤で修正したところの問題を
やり直してみれば、
まだできてないことが
よくわかります。
ぜひ、やり直してみてほしいと
思います。
びっくりするくらい、
まだできていませんから。
😲
できなかった問題は、
どこが理解できていないのか
原因をしっかり探って、
そして、また、やり直して
できるまでやってみることが必要です。
そこまで、しっかりと徹底して
やっている人が
少ないように思います。
わからないことを考えて
理解をして、
できるまで解きなおす作業は大変です。
大変なんですが、
それができるかどうかで決まってくる
といってもいいくらいです。
赤ペンでなおして
お茶をにごしていては、
数学はむりです😞
ある意味、数学はメンタルの教科
なのでは、と思います。
数学が得意になりたければ、
できるまで粘ることが
必要なんです。
重要なポイントを押さえていない
ただ問題を解くだけの勉強。
「できなかった問題の解きなおしを
していない」
😔がっかり
という、残念な勉強法に
ついてお話をさせていただきました。
できなかった問題を解くことが
勉強の目的とも言っていいくらい
大事なことなんですが、
実際には、
「わからないをわかるようにする」
という意識が希薄(きはく=うすい)、
そんな人が多いんですね。
それでは、とても数学はできるようには
なりません。
👋👋👋
授業時間中に、
「あなたが考える残念な勉強法」
をテーマに、
各生徒さんにどんな勉強のしかたが
残念な勉強法なのかを考え、
書き出していただきました。
「問題を解きなおさない」
という意見も浸透(しんとう)は
しているようです。
あとは、実行することが大事ですね☝
さて、今回は
「重要ポイントが押さえられていない」
勉強法についてです。
どんな教科でもそうですが、
やった内容の中で何が大事だったか❓
整理をして
知識や知恵を頭の引き出しの中に
しまうことが必要ですよね。
これが、
意外とできていない人が多いのです。
大事な点をいわゆる「ポイント」といいます。
ポイントは本来「点」のことを言います。
ポイントとは「重要な点」。
では、そのポイントを考えながら
勉強のがなぜいけないのかを
考えてみたいと思います💁♂️
考察
なぜ重要なポイントが
押さえられていない
勉強が問題なのか❓❓❓
問題を解くにしても、
教科書、参考書を読むにしても、
すでに自分が知っている知識と
まだわかっていない知識が
混ざっているものです。
また、ここは必ず覚えて
おかないといけないところ、
というものはあるものですよね。
全部を記憶するなんてことは
人間なんだからまずむりです。
全部が全部、大事なポイントなんて
ことはことはないんです。
これを覚えておかなきゃ
始まらない、
というものはあるものです。
基本中の基本についての
例を挙げますね。
たとえば、
1年生の「比例」を
勉強し始めたときに、
比例の基本式が
y=ax であることを
知らなかったら、
比例の問題は、
手も足もでませんよね。
2年生の一次関数にしても
y=ax+b を学んだ時に、
これを押さえて、
この式を頭に入れておかなかったら、
問題は解けません。
問題の解法のテクニックに
ついても同じで、
自分が知らなかった問題の解き方で、
その中には、特に自分にとって
重要な式が含まれています。
その式については、
線を引くなりして、他の式とは
区別しておくことが、
頭の整理に役立ち、
効率的な勉強になっていくんですね。
全部が全部大事なんてことは
ないんです。
「わからないところの質問は❓」
と、こちらから質問をすると、
「ここです。」と、全体を指す
人がいます。
「そこのどこがわからないの❓」
と聞き返すと👂
「全部がわかりません」
と、返ってきます。
実際には、「全部」なんてことは
ないんです。
問題の解説を最初から
一緒に読んでいくと、
わからないところは、
たったの一行、なんてことも
ざらにあります。😲!
自分がわかっていない「ポイント」を
考えながら進めていないんです。
もちろん、そういう生徒さんたちは、
数学が苦手です。
なので、
「わからなかったポイント」に
ついては、
その部分に線を引いて、
質問するようにお願いしています。
というわけで、
重要なところは、線やマーカーを引くなり、
〇で囲むなどして、
自分の頭の中を整理しながら、
印をつけて、
さらに、その印をつけた部分を頼りに
復習をしていってほしいと
思います。
そうすれば、
「ピンぼけ」だった部分が
明確にみえてくるものなんです。
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