CONTENTS
1.授業内容 (アウトプット中心)
2.数学(算数)
3.英語
当塾の授業内容のご説明💁♂️
当塾は、最大3名の生徒さんに対して、講師は私1人で行っています。
授業の質を確保するために、アルバイトや従業員を雇わないことにしています。
ここでは、アウトプットを中心とした授業の方がより結果が出ているため、よりアウトプットを重視した独自の授業を展開しています。
ご説明の内容は、
*アウトプット重視の授業について
*数学(算数)での取り組みについて
*英語での取り組みについて
です。💁♂️
概略
1.授業内容
①
クラスは最大生徒3名の少人数です。
②
インプットのみでなく、アウトプットを重視しています。
③
アウトプットは、口頭質問、ホワイトボード、ノート、参考書類を使って行います。
④
発表(プレゼン)では、「人に教える」ことによる高い定着効果とプレゼン力の向上の一石二鳥を狙っています。
⑤
アウトプット中心の授業にしてから、全体的な成績はさらに伸びています。
2.数学(算数)
①
ホワイトボードを使っての問題解説をしてもらうことが中心です。
②
説明の際には、専門用語を使って、感覚的ではなく論理的に正確に説明をしていただきます。
③
1問の問題を深く追求し、大事なポイントをみつけ、次に活かせるようにします。
④
自宅で問題を解いて、その中から、自分にためになる問題を選んで説明をしていただきます。
ですので、事前準備が大事です。
3.英語
①
文法を重視し、「主語とは?」などの基本からお教えしています。
文法がよくわかっていない生徒さんがかなり多いです。
②
数学同様に発表形式で進めていきます。
③
主語、動詞などの専門用語を使って正しい説明をしていただきます。
④
熟語テストでは、「出る熟」を使っており、頻度の高い熟語から優先的に覚えていきます。
例文を話してもらうことで、発音のまちがいを直していきます。(リスニング、スピーキング対策)
⑤
熟語テストを継続できた生徒さんは、想像以上の結果を出しています。
1.アウトプット重視の授業
アウトプット(output)とは、いろんなとらえ方ができますが、こちらでは、「頭に入れた知識を外に出すこと」としています。
「頭の外への出し方」は、何も見ない状態で、話したり、書き出したり、思い出したりすることとしています。
実際には、ホワイトボードやノート、テキスト(参考書類)を利用して、その内容について生徒さんたちに説明をしてもらっています。
こちらからも行いますが、生徒さんからも「問題解説」などもよくやっていただいています。
また、こちらから説明した内容を、その場で逆にアウトプットしてもらい知識がしっかりと定着できているかを確認もしています。
アウトプットを意識した授業を行っている理由は、アメリカの国立研究所の学習の定着度を比較した研究結果である「ラーニングピラミッド」を参考にしています。
ラーニングピラミッドでは、最も学習の定着率が高い勉強法が、「他の人に教える」ことでした。
「他の人に教える」の定着度スコアは90%でした。
(ちなみに最低スコアは「講義を聴く」でスコア5%でした。話をただ聴くだけでは、記憶としては残りにくいということです。)
そこで、自分で勉強した内容や、授業でやった内容をこちらに(マンツーマンで)プレゼンテーション(発表)をしてもらっています。
説明が苦手な生徒さんでも、みな説明がうまくなっており、心配はございません。
回数目標を決めていますので、授業中はかなり忙しいです。
生徒さんには改善点を指摘して、正しい言葉、正しい用語で、要点を押さえて端的(たんてき)に話すようにと技術的なアドバイスもしています。
(場合によっては立ち振る舞いについても)
他人に説明ができることは、社会に出てからも強力な武器になります。
(コミュニケーション能力)
私自身、前職で医師や医療関係者を対象に通算で1000回以上のプレゼンテーションを経験してきており、そのスキルを活かしております。
実際には、生徒さんが他人に勉強を教える機会はほとんどないと思います。
そのような意味で、こちらでは貴重な体験の場を提供しているという自負があります。
説明(発表)するとなると、嫌がる生徒さんがいそうなものですが、実際にはそれがそうでもなく、内気な生徒さんでもみなしっかりとできています。
自分自身が主役になれるからだと思います。
受け身ではなく、教えられる一方の授業よりも生き生きとやっています。
こちらも、生徒さんを盛り上げられるよう、意識しています。
この形式の授業にしたところ、実は理解不足のことが多かったことがわかるようになりました。
実は話をよく聞いていなかったとか、自分でわかっていないことがわからなかった、という事実があることがわかりました。
全体的に、テストの点数も、このような授業形式に変えてからさらに伸びるようになりました。
2.数学(算数)💁♂️
数学では、解説の詳しい参考書を使って、例題を中心に「深堀り」をして、準備してきた問題の解説をホワイトボードなどでしてもらっています。
生徒さんに主体的に問題解説をしてもらいます。
説明の際には、移項、右辺、左辺、両辺、約分、などの専門用語を使うようにしてもらっています。
正しい言葉、正しい言い回しになっているのかをチェックして、手直ししています。
実は、話してもらうと、基本的な用語の読みをまちがえていることが数多くありました。
授業を聞いているだけでは、定着していません。
解く問題(問題の選択)についても、解いた問題の中から選んでくるようお願いしています。
1つ1つの問題から学ぶべきポイントは、人それぞれで、自分にとって大事なポイントを見つけ出して、それについても話していただいています。
特に結果が出たのは証明問題です。
証明の文章の書けない生徒さんが激減しました。
証明で説明してもらっていることは、図形だけを描いて、あとは口頭ですべて話していただいています。
(難しい人は、問題のレベルを落とします。)
また、自宅でやってきた準備段階でわからなかったところの質問にもお答えしています。
質問をするときは、その準備として、自分のわからなかったところに線を引いて、何がわからないのかを明確にさせてきていただいています。
🤔💡
3.英語 💁♂️
英語は、文法を基礎の基礎から、よりくわしくお教えしています。
新たにこられる生徒さんたちは、成績上位の生徒さんでも、驚くほど文法を理解されていません。
アウトプットは、発表形式が中心です。
事前に準備をしてきていただき、数学と同様に先生役となって、説明をしていただきます。
数学の場合と同じで、主語、動詞などの専門用語を使って話していただきます。
比較的よい点数が取れている生徒さんでも、基本事項について、たとえば主語と動詞を正確に答えられない人が多いものです。
感覚的にそこそこできていても、文法を理解していないと、いずれ限界が来ます。
また、教えるときには、主語は「~は、~が」で、動詞は「~する、~です」で、目的語は「~を、~に」、
進行形はbe動詞+動詞のing形で「~しています。~しているところです。」などとできるだけシンプルな形にして覚えこむようにと指導しています。
文法は難しいと思いこんでいた生徒さんでも、シンプルにしてしまえば簡単だということがわかっていただけています。
他には、生徒さんによりますが、オプションとして「熟語の小テスト」を継続してやっております。
「出る順熟語」を使っており、例文の読みと訳をテストしております。
単語帳を何回転もしていきます。
結果としてかなりの数の熟語を覚えます。
出る順ですので、教科書や学調、入試の問題でも、「出た出た」と言っています。
また、例文の発声をしますので、単語の読みがわからなかったり、まちがえている人も多く、
生徒さんによっては、かなりの単語の発音のまちがいを直すことができています。